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HIV検査のこと

HIVに感染したかも…

HIVに感染したかも…と不安を感じたら、症状がみられなくてもHIV検査を受けましょう。エイズ(AIDS)の発症を遅らせるためには、HIV感染の早期発見が重要です。

下記のようなHIV感染の可能性がある機会があり、HIVに感染したかも…と不安を感じたら、HIV検査を受けましょう。
HIVに感染しても何も症状があらわれない場合があります。発熱、リンパ節腫脹、咽頭炎、発疹、筋肉痛、頭痛、下痢などの症状がみられなくても、HIV感染の可能性がある機会があった場合にはHIV検査を受けるようにしましょう。

HIV検査によって、HIVに感染していないことがわかれば、その不安を解消できます。
また、HIV感染がわかった場合でも、治療を早期に開始することができるため、エイズ(AIDS)の発症を遅らせることができます。

主なHIV感染の可能性がある行為

  • 無防備なセックス(コンドームを使用しないセックス・アナルセックス・オーラルセックスなど)
  • よく知らない人や複数のパートナーとのセックス
  • 注射の回し打ち、刺青(タトゥー)、
    ピアッシング器具の使い回し

など

※ピアスの穴をあけること

HIV検査はいつ受けたらいいの?

HIVに感染したかも…と少しでも心配になったときはHIV検査を受けましょう。また、感染の可能性がある機会から3カ月程度経った後に再検査を受けることも重要です。

HIVに感染したかも…と少しでも心配になったときはHIV検査を受けましょう。
また、HIV感染に関して不安を抱いている場合は、保健所や電話相談、サポート機関を利用して相談してみてください。早期に相談・検査を受けることで、HIV感染への不安の解消やHIV感染の早期発見につながります。

ただし、HIV感染後すぐに血液中に抗体が検出できるわけではないので、正確な検査結果を得るために感染の可能性がある機会から3カ月程度経った後に再検査を受けることが重要です。
HIV感染の可能性がある機会から3カ月以内の検査で陰性であった場合も、3カ月程度経った後に再度検査を受けるようにしましょう。

HIV検査を受けるタイミング

HIV検査を受けるタイミング

公益財団法人エイズ予防財団:HIV/エイズの基礎知識, 2015より改変

HIV検査はどこで受けられるの?

HIV検査は、全国のほとんどの保健所や自治体の特設検査施設、および医療機関で受けることができます。

HIV検査は、全国のほとんどの保健所自治体の特設検査施設で、無料・匿名で受けることができます。自分の居住地以外の保健所でも検査は可能です。各施設によって検査実施日は異なりますので、ご確認ください。
また、病院やクリニックなどの医療機関でも希望すれば有料で受けることができます。
夜間や休日に検査を実施している施設もあります。

詳しい検査の実施場所は、「HIV検査相談マップ(http://www.hivkensa.com/)」などをご参照ください。

HIV検査はどんな検査なの?

HIV検査は、エイズの原因となるHIVに感染しているかどうかを調べる血液検査です。HIVに対する抗体ができているかどうかを調べ、HIV感染の有無を確認します。

HIV検査は、少量の血液(約5mL)を採って、HIVの抗体がある(陽性)か、ない(陰性)かを調べる検査です。

保健所での検査には、検査結果がわかるまでに1~2週間かかる「通常検査」と陰性の場合には結果がその日にわかる「即日検査」があります。保健所によって実施している検査が違うので、事前にご確認ください。

HIV検査の流れ

HIV検査の流れ

結果が当日わかる場合

HIV検査の結果が陽性の場合は?

HIV検査の結果が陽性の場合は、ご自身にあったHIV専門医療機関を受診し、必要な治療を受けましょう。

HIV検査の結果が陽性の場合は、HIVに感染していると考えられるので、HIV専門医療機関精密検査を受け、必要な治療を受けることが大切です。

現在、全国に約380エイズ治療拠点病院が整備されており、治療や相談にのってもらえます。
エイズ治療拠点病院は、厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業が提供している「拠点病院診療案内(http://hiv-hospital.jp/)」で検索可能ですので、立地や医療体制など、ご自身に合った条件の医療機関を選択し、受診しましょう。

※2017年1月時点

HIV感染症/エイズ治療にはどのような治療がある?

HIV感染症/エイズ治療では、いまのところ、体内のHIVを完全に取り除く治療法はありませんが、新しい薬が数多く開発されています。エイズを発症する前にHIV感染を発見し、適切な治療を継続すれば、感染前とかわらない日常生活を送ることも可能です。
現在、HIV感染症の治療では、作用の異なる3剤以上の抗HIV薬を併用する「ART(多剤併用療法)」が行われます。3剤を1つの錠剤にした合剤や1日1回服用すればよい薬なども開発され、副作用も以前より軽くなっているので、患者さんへの負担も軽減しています。

治療にはどのくらいお金がかかる?

HIV感染症の治療には、あなたが入っている健康保険を使うことができますので、窓口での支払いは3割(または1割)の負担になります。
この自己負担分を軽減するために、一定基準額を超えた場合の高額療養費制度身体障害者手帳の取得を条件に公的な制度などを活用することができます。
詳しくは医療相談員(MSW/ソーシャルワーカー)や看護師におたずねください。

HIV感染症/エイズ治療に関する心配ごとがある場合は?

HIV感染に関する心配ごとがある場合は、サポート団体に相談することもできます。
全国にあるさまざまな団体の中には、同じ立場の人が直接相談にのってくれるところもあります。
また、電話相談もあるので、ひとりで悩まないようにしましょう。
なお、これらのサポート団体は、本名や住所を伝えることなく、相談できます。

HIV検査の結果が陰性の場合は、HIVに感染していません。
今後、下記のようなHIV感染の予防行動を実行するとともに、定期的にHIV検査を受けましょう。

  • セックスをするときは、必ずコンドームを使用する
  • 注射針、ピアッシング器具の共用をしない

など

※ピアスの穴をあけること

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