ヴィーブヘルスケアはコミュニティ活動をサポートします。

世界で展開する支援プログラム

HIVの感染経路を知っているだけでは、人々の行動を変えて感染予防に結びつけることはできません。世界中で必要とする人々が抗HIV薬の治療を受けられるようにするには、薬を供給するだけではなく、血液検査を受け、栄養を摂り、耐性ウイルスの出現を避けるためにきちんと薬を服用することなどを啓発する必要があります。

HIV/AIDSは医療だけでなく社会の問題です。地域コミュニティが感染者や患者さんを支え、必要な医療サービスとケアを提供し、予防知識を普及させる中心になっています。
ヴィーブヘルスケアは、さまざまなプログラムでこれらのコミュニティを支援しています。

2009年からHIVの母子感染予防と孤児や社会的立場の弱い子供を支援するために、10年以上にわたり5000万ポンド(約73億円)を「ポジティブ・アクション子供基金」に提供していきます。また小児用の新規抗HIV 薬の研究開発に向けた官民パートナーシップを支援するために、1000万ポンド(14億6000万円)の資金を提供します。

図:HIV感染者(成人・子供)推計総数

POSITIVE ACTION

1992年にGSKがスタートし、ヴィーブヘルスケアに引き継がれたコミュニティ支援プログラム。世界46カ国で、多数の草の根的な活動を続けるプロジェクトをパートナーとして、その活動を支援しています。
ポジティブ・アクションプログラムは、コミュニティによって行われる革新的で価値のある活動や、既存のサービスや他のプログラムの対象とならない人々のための活動を優先的に支援しています。

for Children Fund

HIV 感染率の高い国では、出産可能年齢の女性の死亡原因の第一位がAIDSです。HIVに感染した女性が出産する子供は、妊娠期間、出産、授乳を通じてHIVに感染する危険にさらされています。
世界中で毎日1400人以上の子供(15歳未満)がHIVに感染していますが、そのほとんどが母親から乳児への感染で、HIV新規感染者の10%は子供です。
2009年7月に、GSKは新しくPositive Action forChildren Fund(ポジティブ・アクション子供基金)を創設し、母子感染の予防、またはAIDS孤児やAIDSの子供たちのために働く組織を支援することを決めました。ヴィーブヘルスケアがこの基金を引き継ぎ、向こう10年間にわたって5000万ポンドを投資する予定です。

Community Grants

Positive Action Community Grants(地域奨学金制度)は各国の現地法人が、自国の地域団体に奨学金を提供する制度です。革新的かつ持続可能で、成果が目に見えるプログラムを選ぶことを基本方針とし、支援したプログラムが地域のニーズに適ったものとなるよう、各国の事業責任者が戦略的に監督を行っています。

at Work

職場は、HIV/AIDS教育の重要な場です。教育によって、HIV感染予防だけでなく、感染者の差別問題についても対応することができます。ここでは、事業主がHIV 感染者の差別の禁止と公平で公正な雇用を含む独自の方針を持ち、治療に関する相談や従業員の訓練機会を提供することが目標です。
Positive Action at Workは、HIV/AIDS対策の導入に成功した企業の事例を使って、他の企業への導入を助ける資材の作成を2002年から実施しています。感染者の差別はケアと治療と社会生活の大きな妨げとなることから、Positive Action at Workは差別をなくすことを基本に活動してきました。
ヴィーブヘルスケアのホームページでは、世界のさまざまな地域で働く人々と個別教育の担当者によって作成されたツールや資材を提供しており、誰でも利用することができます。アクションプラン、リーフレット、ポスター、名刺、個別教育用の資材がダウンロード可能です。