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プレスリリース

グラクソ・スミスクラインと吉富薬品、抗うつ剤「パキシル錠」のコ・プロモーションを開始

2002-06-20

  グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ、以下GSK)と三菱ウェルファーマ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:飯田 晉一郎)の子会社である吉富薬品株式会社(本社:大阪市中央区、社長:小須田 利幸)は、GSKが販売している選択的セロトニン再取り込み阻害剤「パキシル錠」(一般名:塩酸パロキセチン水和物)の日本国内におけるコ・プロモーションを展開することで合意しました。

今回の合意の内容は、GSKの「パキシル錠」について、2002年7月1日より、GSKと吉富薬品が共同で医療機関等への医薬情報提供活動を行うというものです。流通、販売業務は、GSKが引き続き行います。

「パキシル錠」は英国グラクソ・スミスクライン社により開発された選択的セロトニン再取り込み阻害剤(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor: SSRI )で、1991年に抗うつ剤として初めて英国で発売されました。現在、うつ病の治療薬として100ケ国以上、パニック障害および強迫性障害の治療薬として約100ケ国、社会不安障害の治療薬として70ケ国以上、また全般性不安障害および外傷後ストレス障害の治療薬としても20ケ国以上で承認されており、既に世界で、1億人以上の患者さんに使用され、その安全性と有効性に関し医療従事者より高い評価を得ています。

日本では、「うつ病・うつ状態」に加え、本邦にて初めて「パニック障害」の効能・効果を取得し、かつ1日1回投与で優れた効果を発揮するSSRIとして、2000年11月に発売されました。以来、急速に市場に浸透し、現在では、SSRI市場および抗うつ剤市場におけるリーディングポジションを確立しています。更に、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害に対する適応拡大を目指して臨床試験を行っており、本剤の価値と可能性を更に高めるべく努力を積み重ねています。

現在、日本におけるうつ病の患者数は約360〜600万人(人口の3〜5%:WHO調査)と推定されていますが、生涯有病率では、1000万人を超えるとも言われています。しかし、うつ病の患者さん本人が「うつ病である」とは認識していないケースが見られるなど、多くの潜在患者が存在していると言われています。また、近年ではうつ病のメカニズムが解明されてきたため、決してめずらしい病気ではないことがわかってきましたが、いまなお病気に対する理解や認識が十分ではなく、そのため正確な診断や適切な治療を受ける機会を見逃す例が多いことが指摘されています。

GSKは、「パキシル錠」の日本における認知の拡大を目指し、発売以来、鋭意取組んできました。この度、精神科領域に高度な専門性と豊かな経験を持つ吉富薬品とのパートナーシップを得て、当製剤の安全性・有効性に関する医療機関への医薬情報提供活動を更に充実させることにより、これまで以上にうつ病治療に貢献できるものと期待しています。

今後もGSKは、自社の製品パイプラインの拡充を図ると同時に、各製品のポテンシャルを最大限に引き出すために、他社との協力関係を積極的に推進し、革新的な薬剤を待ち望む患者さんのもとに、いち早く製品を提供していきます。

一方、コ・プロモーションを開始する吉富薬品は、精神科領域に特化したプロモーション会社であり、これまで抗精神病薬・抗不安薬・睡眠導入薬を中心としたプロモーション活動を展開してきました。この度、本剤がプロダクト・ラインに加わることで、精神科領域におけるプレゼンスをより一層高めることが可能になるものと考えております。


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