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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン、2000年度業績発表
主要薬効分野/新製品の好業績により、
一株当り利益の伸びが16%(CERで14%)となる

2001年02月21日

 

ハイライト

  • 医療用医薬品の売上は10%増加
  • 主要薬効分野における売上の伸びは、中枢神経系用剤:16%増、呼吸器系用剤:15%増、抗ウイルス剤:14%増
  • 新製品の売上高は60%増加し、総売上高の伸びに10億ポンド近く貢献した
  • 糖尿病治療剤「アバンディア」の売上は4億6200万ポンド
  • 喘息治療剤「セレタイド」の売上は2億800万ポンド。同剤は製品名「アドベアー」として2001年4月にアメリカでの発売が予定されている
  • 税引前利益は11%増。一株当り利益は14%増

グラクソ・スミスクライン(GSK)は、2001年2月21日、2000年度(2000年1月1日〜12月31日)の業績を発表しました。業績の概要は以下の通りです。グラクソ・ウエルカム(GW)とスミスクライン・ビーチャム(SB)の合併は2000年12月27日に完了し、この度発表された2000年度の業績は、2000年度のグラクソ・ウエルカムとスミスクライン・ビーチャムの業績を合算したものです。

2000年度の業績の概要
  2000年度
£m
1999年度
£m
増加率
CER%
増加率
£%
総売上高 18,079 16,164 9 12
営業利益 5,026 4,378 12 15
税引前利益 5,327 4,708 11 13
一株当り利益 61.0p 52.7p 14 16

業績には、合併関連項目および組織再編コストは含まれない。増加率は、明記されていない限りは、CER(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わす)で示されている。1999年度の売上高および営業利益にはヘルスケアサービス事業は含まれていない。

2000年度の業績について、CEOのジャン-ピエール・ガーニエは次のように述べています。「この業績は、合併によりグラクソ・スミスクラインが設立される前の時期に達成されたものであり、当社の基盤となった二社の強さと好業績とを示すものです。両社社員は、統合計画という一大事にもかかわらず、自社のビジネスの勢いを維持することに注力し、素晴らしい業績を達成しました。私は特に「セレタイド」と「アバンディア」の業績について喜ばしく思っています。我々のビジネスは良好な状態にあり、グラクソ・スミスクラインは強力なスタートを切りました。」

2000年第4四半期:2000年第4四半期の売上は4%伸長しました。これは主にアメリカにおいて第3四半期に卸業者が在庫を多く抱えていたことを反映した数字です。「パキシル」、「オーグメンチン」、「ウエルブトリン」等、主要製品の処方数の伸びは売上の伸びを上回っており、第4四半期における業績基盤は引き続き強固なものであったことを物語っています。

医療用医薬品事業

医療用医薬品の売上は10%増加し154億2900万ポンドとなり、グラクソ・スミスクラインの総売上の85%を占めています。新製品の売上は60%増の26億ポンドで、医療用医薬品の売上の17%を占めています。

アメリカにおける医療用医薬品の売上はグラクソ・スミスクラインの医療用医薬品事業の総売上の半分を占めています。アメリカの医療用医薬品の売上は15%増加しており、これは主要製品全てが好調であったことによります。ヨーロッパでは、医療用医薬品の売上は6%増加しており、世界のその他地域では8%増加しました。

主要薬効分野において力強い伸び

中枢神経系用剤は「セロキサート」/「パキシル」が牽引:

グラクソ・スミスクライン最大の薬効分野である中枢神経系用剤は、16%という素晴らしい伸びを記録し、売上は32億7900万ポンドでした。これは、「セロキサート」/「パキシル」の非常に良い業績によるもので、同製品の売上高は17%増の15億5000万ポンドでした。2000年度中、「パキシル」はアメリカのSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)市場で新規処方箋枚数において市場リーダーとなりました。「パキシル」は新たな適応症である社会不安障害によって、世界的に伸びを示しています。同剤の適応症を拡大するというグラクソ・スミスクラインの戦略に基づき、全般性不安障害および心的外傷後ストレス障害の適応症追加の申請が行われており、2001年度中にこれら適応症が追加されることにより、アメリカにおいて「パキシル」の売上が引き続き拡大することが期待されています。ヨーロッパでは、「セロキサート」の売上は11%伸びて3億3400万ポンドとなり、引き続き抗うつ剤市場ナンバーワンの座を維持しました。世界のその他の地域では、29%増の1億5900万ポンドでした。「パキシル」は2000年末に日本でも発売され、好調なスタートを切っています。

抗うつ剤「ウエルブトリン」もグラクソ・スミスクラインの中枢神経系の力強い業績に大きく貢献しています。アメリカでは売上が19%増加し、世界全体の売上は4億5200万ポンドでした。グラクソ・スミスクラインの片頭痛治療薬分野は、5%増の7億8200万ポンドで、「イミグラン」/「イミトレックス」は7億500万ポンドと世界のマーケットリーダーの地位を保持しています。

てんかん治療剤「ラミクタール」も大きく伸び、世界全体の売上は28%増の2億8900万ポンドとなりました。同剤はアメリカではプロモーションに資源を追加したことにより34%増の1億3800万ポンドとなりました。

三大呼吸器系用剤−「セレタイド」、「フリキソタイド」および「セレベント」−売上伸長に4億1000万ポンド貢献:呼吸器系疾患領域においては、「フリキソタイド」/「フローベント」が29%増の8億8000万ポンドの売上を達成し、引き続き喘息治療薬分野における世界のマーケットリーダーとなっています。アメリカにおける売上伸長率は57%増と、非常に好調な業績を達成しました。「セレタイド」の売上は、2億800万ポンドを達成し、世界の各市場において引き続き順調に発売されています。更に、「セレタイド」は、アメリカで「アドベアー」という製品名で4月に発売される予定であり、同製品の伸長の牽引力となると見込まれています。グラクソ・スミスクラインは、「セレタイド」/「アドベアー」が、持続型喘息治療の第一選択薬となることを期待しています。

HIV/AIDS治療における初の3剤配合剤「トリジビル」の発売により、抗ウイルス剤におけるリーダーシップが維持される:グラクソ・スミスクラインのHIV治療薬の売上は、14%増の11億4500万ポンドと、同社の抗ウイルス剤の売上に大きく貢献しました。「コンビビル」の売上は、21%増の5億6200万ポンドで、HIV治療薬における初の3剤配合剤「トリジビル」は、2000年12月にアメリカで、その後イギリス、フランス、スイスにて発売されました。「ザイアジェン」および「アジェネラーゼ」の売上は、計2億ポンド超と好調であり、同社が幅広いHIV製品群を有していることが伺えます。ヘルペス治療剤においては、「バルトレックス」が32%増の2億4200万ポンドの売上を達成し、一日一回投与という簡便性によりマーケットシェアを大きく伸ばすことができました。

確かな成功を収めた「アバンディア」、代謝・消化器系用剤を牽引:2型糖尿治療剤である「アバンディア」は、引き続きその可能性を大いに発揮し、4億6200万ポンドの売上を達成しました。「アバンディア」は、アメリカではマーケットシェアの55%を占める4億3300万ポンドの売上を達成しており、これまでに170万人もの患者さんに処方されています。「アバンディア」は、2001年、引き続きヨーロッパや世界のその他地域で発売が予定されていることから、更に売上が伸びることが期待されています。過敏性腸症候群治療剤「ロトロネックス」は、2000年3月にアメリカで発売され、2000年11月に販売中止となるまで3600万ポンドの売上を達成しました。

「オーグメンチン」、抗生物質市場において勢いを維持、長期的伸長の可能性も:抗生物質分野における業績のハイライトは、アメリカで13%増の7億2500万ポンドの売上を収めた「オーグメンチン」です。この伸びには、同剤が耐性菌に有効であるという認識が普及したことも貢献しています。世界全体では、「オーグメンチン」は8%増の12億1900万ポンドの売上を達成しました。

ワクチン、11%増の8億4200万ポンドの売上を達成:新しいワクチンは、ワクチン総売上の63%を占め、20%の伸びを示しました。この大きな伸びには、同社のDTPa(ジフテリア・破傷風・百日咳)混合ワクチン製品の「インファンリックス」が47%の伸びを示したことが貢献したものです。

 

コンシューマー・ヘルスケア部門

コンシューマー・ヘルスケア製品の売上は3%増、営業利益は7%増:

アメリカ市場では、禁煙補助製品がプライベート・ブランドの影響を受けたこととインフルエンザ流行が穏やかであったことにより、3%減少しました。

オーラルケア製品の世界全体の売上は、アクアフレッシュブランドの売上が13%増と貢献したことにより、6%増の6億4200万ポンドの売上を収めました。栄養補助製品は9%増加し5億3500万ポンドでした。主として栄養補助飲料「ルーカセイド」の健闘と「リベナ」の成功によるもので、イギリス市場において大幅に売上げを伸ばしました。一般用医薬品(OTC)の世界全体での売上は、主として、禁煙補助製品分野で8%減少した煽りをうけ、1%減の14億5400万ポンドでした。

ブロックドラッグ社買収によるコンシューマー・ヘルスケア部門の効果:

2001年1月に、グラクソ・スミスクラインは、「センソダイン」歯磨きをはじめとするオーラルケア製品及び一般用医薬品(OTC)製品群を有するブロックドラッグ社を12億4000万ドルで買収しました。この戦略的買収により、売上の拡大や「センソダイン」歯磨きなどの主要製品の地理的規模の拡大による相乗効果やコスト削減、営業収益の改善などを通して、グラクソ・スミスクラインにおけるコンシューマー・ヘルスケア部門の大幅な成長が期待されます。

配当

グラクソ・ウエルカムおよびスミスクライン・ビーチャムの両社は既に、

2000年12月31日までの期間の配当について発表しています。グラクソ・ウエルカムは下半期配当、スミスクライン・ビーチャムは第4四半期の配当を2001年4月17日に支払う予定です。

グラクソ・スミスクラインは、世界をリードする、研究に基盤を置いた医薬品・ヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。企業情報については、グラクソ・スミスクラインのホームページ www.gsk.com をご参照下さい。



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