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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン 2009年度業績発表  
再編費用を除く一株当り利益は121.2ペンス、配当は61ペンス(4ペンス増) 
戦略が功を奏し売上は成長軌道に戻る(3%増) 
研究開発の生産性を維持、投資収益率の向上に向けたさらなる取り組み

2010-02-12

 
2010年2月4日英国ロンドン発

グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は2月4日(ロンドン現地時間)、2009年度の業績を発表しました。概要は以下の通りです。

2009年度業績結果*(再編費用を除く)
 2009GrowthQ4 2009Growth
 £mCER%£%£mCER%£%
総売上28,3683168,0941317
一株当り利益121.2p21635.4p4333

業績結果(再編費用を含む)
 2009GrowthQ4 2009Growth
 £mCER%£%£mCER%£%
総売上28,3683168,0941317
再編費用832  230  
一株当り利益109.1p82332.1p8266

単位:£mは百万英ポンド、pは英ペンスを表す
* 再編費用を除く業績では、グループの業績を評価するために、2007年10月に開始した新しいオペレーショナル・エクセレンス・プログラムに関係する組織改定や2007年12月に行なったReliant Pharmaceuticalsの買収および2009年に7月に行ったStiefelの買収に伴う費用を省いた指標で発表を行っています。これらの事項を含んだ業績は、その規模と性質のため、比較対照する数値としての意味が限定されてしまいます。従って、除いたものの方が、株主にとってGSKグループの業績を把握しやすくなり、将来の業績を予測しやすくなると判断しています。グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮定した場合の伸び率を表わす)で表示されます。業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースにより示されています。


アンドリュー・ウィティーCEOは、以下の通り述べています。
「私たちの戦略は成果を上げています。私たちは、長期に渡る持続可能な財務業績を達成するというGSKの目標を実現可能な位置に立ちつつあります。2009年は売上が成長軌道を回復し、2010年の展望は明るいと確信しています。」


2009年度業績概要
  • 2009年度の売上は、ビジネスの多様化戦略で3%増
    • コンシューマーヘルスケア(+7%)、新興市場(+20%)、日本(+22%)
    • 2009年度の全体の売上に欧米先進国市場が占める割合は30%(2008年は36%)
  • 新製品の申請・承認・発売を継続的に達成
    • 2009年度は合計12品目が承認を取得、11品目が承認申請される
    • 今後18カ月間で6つの新規化合物/ワクチンの発売を予定
  • 研究開発の生産性を維持し、後期開発段階に30品目
    • 新しい研究開発モデルが本格的に稼働
  • 研究開発の投資収益率向上に向けたさらなる取り組み
    • 研究開発インフラの縮小案
    • 神経科学領域の研究は、神経変性および神経炎症に注力:うつ病および疼痛を含む特定分野の創薬研究の中止を提案
    • 新たに稀少疾患専門のビジネスユニットを設立
  • 既存の再編プログラムを拡大:2012年までに新たに5億ポンドの節減
    • 内訳は研究開発費(50%)、販売管理費(50%)
    • 節減の70%は利益率向上のために貢献;30%を再投資
    • 9億ポンドの追加費用の見込み
  • 2009年度の再編前の一株当たり利益121.2ペンスに以下が含まれる:
    • HIV領域に特化したファイザー社との合弁会社ViiV Healthcareの設立に伴い第4四半期は2億9600万ポンドの利益を獲得(一株当たり利益の4.2ペンス)
    • 第4四半期の訴訟関連費用は3億9200万ポンド(一株当たり利益の5.6ペンス)、既存案件のための引当金が増加
  • 2009年度の配当金は7%増の61ペンス(第4四半期は6%増の18ペンス)


GSKの戦略課題

GSKは、成長の促進、リスクの削減、長期的財務業績の向上を目指して3つの戦略課題の遂行に取り組んでいます。
  • ビジネスを世界規模で多様化させ、成長させる
  • より多く、価値のある製品を届ける
  • 制度・仕組みの簡素化をはかる

CEOレビュー

私たちの戦略は成果を上げています。私たちは、長期に渡る持続可能な財務業績を達成するというGSKの目標を実現可能な位置に立ちつつあります。

2009年は売上が成長軌道を回復し、2010年の展望は明るいと確信しています。
戦略課題を遂行するに当たり、新興市場やコンシューマーヘルスケア、ワクチンといった主要領域において多様化を進め成長を推進しています。

新興市場における医療用医薬品事業の売上は20%増加し、GSKグループ全体の10%を占めるようになりました。新興市場に加えて中欧・東欧、アジア太平洋地域(日本、オーストラリア、ニュージーランドを除く)を含んだ医療用医薬品・コンシューマーヘルケアの売上は16%増となってGSKグループ全体の21%を占め、これらの市場におけるGSKのポテンシャルを示しています。

コンシューマーヘルスケア全体としては、市場成長率約2%に対して売上が7%増加し、業界をリードする業績を達成しました。継続的な投資とブランド改革が牽引要因でした。

売上が成長軌道に戻ったようにビジネスの多様化の推進はGSKの不安定な要素の緩和に貢献しました。これは、2009年に米国市場における後発品の影響で受けた14億ポンド以上の売上の減少にGSKが対応することができたことからも明らかです。

当然この影響は、各国政府の新型インフルエンザ(H1N1)パンデミック対策として供給されたGSKのインフルエンザ関連製品の売上でも相殺されました。

私たちは、インフルエンザ対策能力向上に長年投資してきており、世界保健機関がパンデミック発生を宣言してからわずか5カ月間で世界各国の政府に承認されたワクチンを供給することができました。引き続き各国政府と密に連携しており、それぞれのニーズに対応しています。現在、2009年と同程度のワクチンの売上が2010年に見込まれています。

売上の成長を新製品で支えることが不可欠
昨年GSKは、12品目の承認取得、11品目の承認申請を達成しました。過去3年間でGSKは、他社に比べ最も多くの新規化合物とワクチンの承認をFDAから取得しています。今後18カ月間で6つの新規化合物およびワクチンの発売が期待されており、そのうちの1つに50年以上も新製品がなかった全身性エリテマトーデスに対する治療薬Benlystaがあります。

この継続した新製品の発売は、後期開発段階に約30品目を常に維持するというGSKの目標に支えられています。

GSKの研究開発組織が大きく前進したことを大変喜ばしく思っています。CEDD (Centres of Excellence for Drug Discovery)内に新たに設定したDrug Performance Unit(DPU) や私たちの戦略は正しいアプローチでより大きな見返りをもたらしていると確信しています。
開発パイプラインの進捗についてはより良い意思決定がなされるよう引き続き重点的に取り組んでいきます。

例えば2009年は、基本的な有効性・安全性基準の面で問題がなかったものの、差別化を図るという観点でGSKが新たに設けた基準を満たさなかった6品目の開発の中止を決定しました。

GSKの創薬研究の約30%が社外のパートナーとの提携
GSKは既に47の外部パートナーと提携して創薬研究を行っています。私たちは、より選択肢をベースにした契約を通じて開発パイプラインに占める社外からの品目数を増やすことを目指しています。これによって投資資本におけるリスクを減らし満足できる収益率をもたらす可能性を高めることができると考えます。

最も高い投資収益率が見込まれる領域に資金を配分
2月4日付で稀少疾患治療薬の開発・製品化に特化し独立した事業を設立しました。この領域に投資する魅力はいくつかあります。まず特定されている5,500の稀少疾患のうち治療が確立されている疾患は10%以下ということから大きな医療ニーズが存在します。また、患者集団が特定されており、臨床試験に要する患者さんの数が比較的少人数であることから多くの場合においてターゲットが分かっており、開発リスクは一般的に低くなっています。

稀少疾患領域での能力を構築していくために、これを専門とするProsensa社と日本ケミカルリサーチ株式会社と最近提携を結びました。

特定分野における研究の中止を提案
本日、うつ病および疼痛を含む神経科学領域の特定分野における創薬研究の中止を提案しました。これらの案については関係者と協議が行われます。今後、神経科学領域の研究活動は、アルツハイマー病、多発性硬化症、パーキンソン病など神経変性・神経炎症疾患に注力していきます。

研究開発のインフラ費の削減を目指す
本日GSKの再編プログラムの拡大を発表し、2012年までに更に年間5億ポンドの税引前コスト節減を目指します(内訳は研究開発費50%;販売管理費50%)。この新たなコスト節減の大半は、インフラの縮小によりもたらされます。新たな節減の70%が利益率の向上のために純利益に貢献します。

社員に及ぼす再編の影響については十分認識しており、可能な限り雇用を確保します。前回と同様、雇用削減の具体的な数値は公表せず、その結果は社員や関連労働者評議会・労働組合との協議後発表します。

社員に及ぼす再編の影響については十分認識しており、可能な限り雇用を確保します。前回と同様、雇用削減の具体的な数値は公表せず、その結果は社員や関連労働者評議会・労働組合との協議後発表します。
後期開発段階パイプラインへの投資と今後の長期的売上の見込みをベースに投資収益率の予測を最近分析したところ、11%という過去10年間の業界平均を上回っている結果となりました。私たちは、これをさらに25%向上させ、GSKの研究開発において約14%の投資収益率を達成するという高い長期目標を掲げています。

結論として売上は順調に推移し、コスト削減に引き続き重点的に取り組んでいきます。GSKの戦略は成果を上げており弊社の長期的見通しは向上しています。


CEO アンドリュー・ウィティー



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グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。


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