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プレスリリース

グラクソ・スミスクライン
特定フロン(CFC)使用の「ベコナーゼ」の販売を中止

2003-12-10

  グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK、本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ)は、特定フロン(CFC:クロロフルオロカーボン)を含有する定量噴霧式鼻過敏症治療剤「ベコナーゼ」(一般名:プロピオン酸ベクロメタゾン)の販売中止を決定しました。これは、モントリオール議定書の特定フロンの全廃に准ずるものです。

「ベコナーゼ」は1982年の発売以来、アレルギー性鼻炎および血管運動性鼻炎の治療薬として多くの患者さんに使用されてきましたが、今後在庫がなくなり次第、供給を停止いたします。なお、GSKは現在、「ベコナーゼ」の同種同効品であり液剤の局所ステロイド薬としてその有効性・安全性がすでに確立されている「フルナーゼ点鼻液」、「小児用フルナーゼ点鼻液25」(一般名:プロピオン酸フルチカゾン)を販売しています。
「フルナーゼ点鼻液」、「小児用フルナーゼ点鼻液25」は、1日2回点鼻投与することにより、アレルギー性鼻炎の3大症状である鼻閉、くしゃみ、鼻汁のいずれにも優れた効果が認められています。また、本剤を鼻腔内に投与した場合の全身循環への移行は、投与総量の1%未満であるため、全身性の影響が少ないと考えられます。

CFC、臭化メチル、ハロンなどの主なオゾン層破壊物質は、モントリオール議定書に基づいて、1995年末をもって既に生産が全廃されています。わが国でも、モントリオール議定書を的確かつ円滑に実施するための「特定物質の規制などによるオゾン層の保護に関する法律(オゾン層保護法)」が施行されています。さらに1998年には、定量噴霧式吸入剤(MDI)に係るCFC使用廃止に向けた我が国としての転換戦略である、「CFC含有定量噴霧吸入製剤を廃止するための日本の転換施策の骨子」が策定され、UNEP(国連環境計画)オゾン事務局に提出しています。同戦略では2005年までにCFC使用MDIを代替製剤に転換することなどが示されています。

GSKは、モントリオール議定書の精神を尊重し、地球環境の悪化と人類の健康に悪影響を及ぼすオゾン層破壊の原因となっているCFCを含有するMDIに対する代替品の開発に取り組み、過去15年間に10億ドル以上の投資を行ってまいりました。
その結果としてオゾン層への悪影響がないとされているHFC134aを用いた代替品、および患者さん自ら吸入して使用するキャリアーガスを使用しない製剤の開発に成功しました。現在、欧州、カナダ、オーストラリア、日本などの先進諸国では、積極的に代替品への切り替えが進められています。日本では「ベコナーゼ」の販売中止に引き続き、その他のCFC製剤においても販売中止を予定しています。

グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上を企業使命としています。


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