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2007年度の業績です。

2008-02-14

グラクソ・スミスクライン 2007年度業績発表
通年の一株当たり利益はCERベースで10%増の99.1ペンス
第4四半期の一株当り利益はCERベースで17%増

2008年2月7日ロンドン発

グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は2月7日(ロンドン現地時間)、2007年12月31日までの1年間の業績(正式監査前)を発表しました。概要は以下の通りです。

2007年度業績概要*
2007
通年
増加率 2007年
第4四半期
増加率
£m CER% £% £m CER% £%
総売上 22,716 2 -2 5,974 - -
業績*
営業利益 7,931 8 2 1,926 14 13
一株あたり利益 99.1P 10 4 24.4p 17 16
総合結果
営業利益 7,593 3 -3 1,588 -7 -7
一株あたり利益 94.4P 5 -1 19.6p -7 -7
第4四半期と通年での総合結果は3億3800万ポンド(税引き前)の再編コストを含む
Total results include restructuring charges of £338 million before tax for the quarter and full year.
単位:£mは百万英ポンド、pは英ペンスを表す

2007年事業活動概要
2007年通年の一株当り利益はCERベースで10%増:収益予測の上限
2007年度の配当金は10%増の53ペンス;2008年中に60億ポンド分の株の買い戻しを予想
2007年には開発パイプラインにおいて業界最大級の承認品目数を誇る:Tykerb、Cervarix、Veramystを含め10製品の承認
開発品目の持続:Promacta(米国)、Rotarix(米国)、Treximet(米国)、Synflorix(欧州および世界のその他の地域)、を含め13品目が現在審査当局に申請中
開発後期のパイプラインも充実:過去12カ月で新たに9製品がフェーズ3入り、合計34の主要製品がフェーズ3または申請中
コンシューマーヘルスケア部門の売上は14%増の35億ポンドと好調
2008年には後発品との競合に加えて「アバンディア」の売上減少の影響で、CERベースでの一株当り利益はマイナス一桁成長と予測
2007年度の英ポンドでの一株当り利益の増加率は為替レートの変動で6%もの悪影響を与える

*業績については、GSKグループの業績を把握しやすくするという判断から、単発の組織改訂に伴う費用を省いた国際財務報告基準ではない補足的な指標で発表を行っています。したがって2007年度業績結果は、2007年10月に発表した新しいオペレーショナル・エクセレンス・プログラムに関する費用3億3800万ポンド(税引き前)を含んでいません。
グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと過程した場合の伸び率を表わす)で表示されます。 業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースの2006年度の業績との比較により示されています。

2007年度の業績とGSKの展望について、CEOのジャン-ピエール・ガーニエは次のように述べています。
『2007年は「アバンディア」の問題で売上への深刻な影響があったにもかかわらず、GSKの持つ他の幅広い領域での好業績によって一株当り利益10%増という結果が出せました。これは収益予測の上限でした。
米国で増加する後発品との競合に加えて「アバンディア」の売上の後退によって、2008年度の利益に悪影響を及ぼすと考えられますが、GSKの今後についてはまだまだ確たる自信をもって見ています。成長著しいワクチン領域やコンシューマーヘルスケア部門の復活、また多くの医薬品における好業績がGSKの成長に貢献しています。開発後期のパイプラインの勢いも、引き続き私たちの事業をさらに拡大していき、製品ラインアップのリニューアルを進めていきます。昨年GSKは10製品の承認を記録し、今年は更に10製品以上において審査当局の判断が待たれています。』

医療用医薬品事業

医療用医薬品の2007年度の総売上は192億ポンドでした。米国における業績は、「アバンディア」の売り上げの大幅な下落と、「フルナーゼ」、「ウエルブトリンXL」、「ゾフラン」、「コレッグCR」の後発品との競合により、3%減の93億ポンドとなりました。

欧州での業績は、「アドエア」の堅調な売上とワクチンやその他の新しい製品の売上が、後発品との影響や欧州各国政府からの薬価に関する圧力を相殺し、2%増の57億ポンドとなりました。世界のその他の地域における売上は、日本での好業績(10%増の8億6700万ポンド)もあり、6%増の43億ポンドとなりました。

「アドエア」の売上は10%増の35億ポンド
「アドエア」(ぜんそく・COPD)の売上は、米国では9%増の19億ポンド、欧州では9%増の12億ポンド、また世界のその他の地域においては、昨年6月の日本での発売もあり、23%増の3億7200万ポンドでした。
GSKはCOPD治療に対する「アドエア」の使用については、COPDの増悪抑制に関する臨床データの評価も含め、COPDの患者さんに「アドエア」が使えるよう適応拡大にむけてFDAと協議を行っていきます。

ワクチンの売上は、米国での強い業績に牽引され20%増の20億ポンド
ワクチンの売上は、米国では44%増の6億2800万ポンド、欧州では14%増の8億1400万ポンド、また世界のその他の地域においては、8%増の5億5100万ポンドと全地域で好調でした。

米国では肝炎ワクチンの売上が33%増の1億9900万ポンド、また小児用混合ワクチンInfanrix /Pediarixの売上が23%増の7億9600万ポンドでした。

GSKのプレパンデミックインフルエンザワクチンの売上は1億4600万ポンドであり、各国政府からの更なる発注について協議を進めています。

ロタウイルス性胃腸炎を予防する新しい2回接種のワクチンRotarixは、欧州とその他の地域における高い成長により、2007年度の売上は倍増し9100万ポンドとなりました。米国では昨年8月にFDAに
Rotarixの承認申請を行い、今年上期にFDAからの通達が期待されています。
GSKの子宮頸がん予防ワクチンCervarixは世界51カ国で承認されており、各国で保険償還に向けた協議や支払いに関する決定が行われています。さらに、日本も含め27カ国で承認申請が行われており、日本では優先審査品目に指定されました。米国においては、昨年初頭に提出された承認申請に対して、FDAより12月にコンプリート レスポンス レターが発表されました。GSKは、本年第2四半期にFDAに対して回答を提出する予定であり、引き続き当局と協議を行っていきます。

「アバンディア」のシリーズ製品の売上は12億ポンドに減少
2型糖尿病治療薬の「アバンディア」のシリーズ製品の米国での売上は、5月のメタアナリシスの発表以来、第4四半期の売上は55%減の1億3000万ポンドとなり、通年では29%減の7億8000万ポンドとなりました。米国以外の国においては、欧州において4%増の2億2700万ポンドであり、世界のその他地域の市場においては7%減の2億1200万ポンドとなりました。

成長の牽引役となるその他の製品の売上合計は25%増の29億ポンド
てんかんおよび双極性障害治療薬「ラミクタール」の売上は、米国での売上(26%増の8億9200万ポンド)に牽引され18%増の11億ポンドとなりました。今年中頃には、FDAからの「ラミクタールXR」の承認勧告も期待されます。

ヘルペス感染症治療薬「バルトレックス」の売上は、米国での売上(20%増の6億6800万ポンド)もあり、また感染予防での使用の増加によって18%増の9億3400万ポンドとなりました。欧州においては9%増の1億2000万ポンドであり、世界のその他地域においては13%増の1億4600万ポンドとなりました。

パーキンソン病およびレストレスレッグ症候群(RLS)治療薬の「レキップ」の売上は36%増の3億4600万ポンドでした。パーキンソン病治療のための新しい1日1回服用の「レキップXL」は欧州の13カ国で承認、7カ国で発売されています。2008年には更なる欧州諸国での承認が予定されています。米国においては、今年上期に「レキップXL」申請に対するFDAからの回答が期待されています。

良性前立腺過形成(前立腺肥大症)治療薬Avodartの売上は38%増の2億8500万ポンドと引き続き好調に推移しています。Avodartとαブロッカーのタムスロシンの併用の効果を検証したCombATスタディと呼ばれる試験での肯定的なデータがthe Journal of Urologyで最近発表されました。米国、欧州およびその他の地域においてGSKは併用療法の適応で申請を行っています。米国においては、今年下期中に同申請に対するFDAからの回答が期待されています。

更年期後の骨粗しょう症治療薬として唯一の1カ月1回服用のBoniva/Bonvivaのコ・プロモーションによる収益は79%増の1億6100万ポンドでした。

深部静脈血栓症および肺塞栓症の予防に使われる「アリクストラ」の売上は81%増の1億ポンドと好調な成長を示しています。昨年の急性冠症候群(ACS)治療での適応症取得に伴い、欧州における「アリクストラ」の売上は70%増の3900万ポンドと力強い成長を示しました。ACSでの適応追加取得は、「アリクストラ」が同クラスのLovenoxと同等の効果を示しながらも、Lovenoxと比べて出血のリスクが著しく低く、同剤のLovenoxと比べた死亡率低下のベネフィットが高いというデータに基づくものです。米国においてはACSの適応に関するFDAからの承認勧告に対する回答を今年上期に提出する予定です。

新たに発売した新規化合物
乳がん治療におけるTykerb/Tyverbについて、米国では昨年3月の発売以来3600万ポンドの売上を記録し、全体の2007年の売上は5100万ポンドとなりました。12月には欧州において同剤の承認に関する肯定的意見がEMEAより出され、日本においても、今年後期には同剤の承認に関する審査当局の決定が出されると期待されています。

アレルギー性鼻炎治療薬Veramyst/Avamysの売上は、昨年7月の米国での発売に伴い、2100万ポンドとなりました。2008年1月には欧州において成人と小児のアレルギー性鼻炎の治療としてAvamysが承認されました。また日本においても現在、当局において同剤の承認に向けた審査が行われています。

皮膚感染症治療に対するこのクラスで初の抗菌薬Altabax/Altargoは、昨年の承認から1100万ポンドの売上を記録しました。新規の局所用抗菌薬であるAltabax/Altargoは医療従事者に対して効果的な治療の選択肢を提供することになります。同剤は、他の局所用抗生物質の半分の回数を短い日数使うだけでよく、耐性菌の発現の可能性も低いとされています。

その他製品
抗HIV薬の売上は1%減の14億ポンドでした。「コンビビル」(10%減の4億5500万ポンド)や「エピビル」(20%減の1億5600万ポンド)といった比較的古い製品の売上減少が、「エプジコム」(39%増の3億2400万ポンドや「レクシヴァ」(13%減の1億4100万ポンド)などの成長を相殺しました。

インフルエンザ治療薬「リレンザ」の売上は2億6200万ポンドであり、前年の2倍以上の売上です。これはインフルエンザパンデミックに対する備蓄用として政府からの発注によるものです。

片頭痛治療薬「イミグラン」の売上は、米国での売り上げ増(9%増の5億5800万ポンド)が他の地域での後発品の影響により相殺され、3%増の6億8500万ポンドでした。

心臓病治療薬の「コレッグ」のシリーズ製品の売上は、昨年9月に「コレッグIR」の後発品が登場したことにより、18%減の5億8700万ポンドでした。昨年3月に発売となった「コレッグCR」の売上は8800万ポンドでした。

その他、後発品の競合による影響を受けたのは、「ウエルブトリン」(37%減の5億2900万ポンド)、「フルナーゼ」(34%減の1億9900万ポンド)、「ゾフラン」(77%減の1億9600万ポンド)です。

第4四半期の医療用医薬品の売上は2%減の50億ポンド
第4四半期の医療用医薬品全体の売上は、米国での「アバンディア」の売上後退と「コレッグIR」、「フルナーゼ」、「ウエルブトリンXL」、「ゾフラン」の後発品との競合による売上低下(8%減の23億ポンド)の影響を受けたものとなりました。欧州においては医療用医薬品部門全体の第4四半期の売上は4%増の約16億ポンドとなり、世界のその他の地域での売上は6%増の12億ポンドでした。

医療用医薬品開発パイプライン進捗状況

2007年承認
「アドエア」(日本)
Altabax/Altargo* (US & EU)
「アリクストラ」ACS (EU)
「アリクストラ」(日本)
静脈血栓塞栓症予防
Atriance (EU)
Cervarix*(EU)
「レキップXL」 (EU)
Tykerb*(US&EU)
Veramyst*(US)
「ウエルブトリンXL」(EU)
現在申請中
Avodart & alpha blocker co-Rx
Cervarix (USA & Japan)
Entereg POI*+
H5N1ワクチン*(EU)

Kinrix (USA)
「ラミクタールXR」 (US)
Lunivia* (EU)
Promacta* (USA)
「レキップXL」 (USA)
Rotarix (USA)
Synflorix* (EU & Int値)
Treximet+
Volibris* (EU)
2007年フェーズ3入りの製品
belimumab* (LymphoStat B)
elesclomol*
GSK 1838262* (XP13512)
MAGE-A3治療ワクチン*

MenACWY vaccine*
ofatumumab*(関節リウマチ)
Promacta*(C型肝炎)
Tykerb + Armala* (IBC)
Tykerb (頭頸部がん)
* 太字=新規化合物(主な市場での新発売もしくは現在開発中のもの)
+ 2007年に追加データを提出


最近の申請品目
昨年12月、GSKは慢性特発性血小板減少性紫斑病の短期治療のための、経口血小板増殖因子であるPromactaをFDAに申請しました。また同月には、同剤が長期にわたって血小板を増幅する効果が示された追跡調査のデータが米国血液学会で発表されました。現在進行中のフェーズ3試験の完了後、GSKは長期の治療用としてPromactaの申請を2008年下期中に行う予定です。

また2007年12月にGSKは欧州および世界のその他の地域で肺炎球菌ワクチンSynflorixの承認申請を行いました。肺炎連鎖球菌と無莢膜型/非分類型のインフルエンザ菌(NTHi)の2つに対する効果により、Synflorixは、既存のワクチン以上に、侵襲性肺炎球菌疾患や中耳炎のようなバクテリア性呼吸器感染症から子供を守ることができると期待されています。

1月には新しい片頭痛治療薬Treximetの追加データがFDAに提出されました。Treximetは、片頭痛治療のゴールド・スタンダードであるスマトリプタンとナプロキセンナトリウムの2成分が1つの錠剤に入った薬剤であり、複数の片頭痛の発生機序に作用し、効果とその持続時間を増幅させたものです。米国においては、今年上期中に同申請に対するFDAからの決定が期待されています。

術後の腸閉塞に対するEnteregの使用について、FDAの諮問委員会が1月に開催されました。この2月前半に今件に関するFDAの決定が下される予定です。

第4四半期における開発パイプライン進捗
GSK1838262:レストレスレッグ症候群治療に対する同剤の可能性について2番目のフェーズ3試験の結果が先月発表されました。追加のフェーズ3試験のデータ発表が2008年第1四半期に期待されており、FDAへの申請は第3四半期に予定されています。

Rezonic:化学療法にともなう悪心・嘔吐に関する2つのフェーズ3試験での肯定的な臨床データが2007年にもたらされ、GSKは今年中に、この適応症と術後の悪心・嘔吐に対する適応症で申請を予定しています。

ofatumumab:関節リウマチに対するofatumumabによる治療効果を検証する2つのフェーズ3試験が昨年11月に実施されました。加えて、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するフェーズ2試験も、12月に開始されました。

Tykerb+Armala(一般名:pazopanib):転移性炎症性乳がんの治療に関するこの2剤の併用療法の効果を検証するフェーズ3試験が昨年12月に開始されました。化学療法を処置しない形でこのような試験を実施するのは初の試みです。

elesclomol(これまでSTA-4783と称していた化合物):同剤による転移性黒色腫の治療に関する試験が11月よりフェーズ3に進みました。2008年1月にelesclomolは米国において、この適応症でオーファン・ドラッグの指定を受けました。

Horizon:第4四半期中に、喘息治療のための1日1回服用の次世代の配合剤に関する開発プログラムが臨床試験の後期段階へと進みました。吸入ステロイドの`698と長時間作動型β2刺激薬の`444に関する大規模フェーズ2b試験が開始され、その結果は今年下期の発表が期待されています。

darapladib(アテローム性動脈硬化治療のためのLp-PLA2阻害剤):フェーズ2の投与量決定試験のデータが今年3月に米国心臓病学会で発表される予定です。IBIS-2(Integrated Biomarker and Imaging Study 2)の画像研究データが、近くメディカルジャーナルに投稿される予定です。

第4四半期における買収と提携
昨年12月、GSKはReliant Pharmaceuticals社を買収し、オメガ3酸エチルエステルであるLovazaの米国における販売権も含め、特殊な心臓病治療薬を獲得しました。Lovazaは、トリグリセリド値が非常に高い患者さんを治療するための、FDAで承認されている唯一のオメガ3系の処方薬であり2006年から104%の売上増により2007年には1億5700万ポンドを売り上げた薬剤です。

GSKはがん領域における製品ラインナップを強化するべく、12月にExelixis社より低分子化合物XL880の開発権を取得しました。この化合物については現在、乳頭状腎細胞がんや胃がんまた頭頸部がんの患者さんに対するフェーズ2試験を行っています。

第4四半期中にGSKは候補化合物の発見、開発、販売に関する数多くの戦略的提携を行ってきました。がん幹細胞をターゲットとした新規の抗体医薬の開発についてOncoMedと提携を行い、Santaris社とは、ウイルス性疾患に対する独自の核酸技術に基づいた化合物の開発について、Galapagos社とはまた新規の抗菌薬および抗ウイルス薬の開発について提携を行いました。

コンシューマーヘルスケア事業


コンシューマーヘルスケア部門は2007年には14%増の35億ポンド近く業績を伸ばしました。
コンシューマーヘルスケア部門の業績は、14%増の35億ポンド近くと強い成長率を示しました。米国での売上は30%増の9億9000万ポンド。欧州では7%増の16億ポンド。また、世界のその他の地域での売上は10%増の9億3400万ポンドとなりました。
開発パイプライン進捗状況
GSKは2007年に10製品の承認を取得し10製品の申請を行うなど、パイプライン後期の製品を世に送り出す勢いを維持しています。GSKでは現在13の新しい製品が申請中となっており、9製品が昨年新たにフェーズ3へと進みました。現在34の主な製品がフェーズ3もしくは申請中です。



Panadolの売上が14%増の2億6200万ポンド、またalliの売上は米国での6月の発売以来1億5000万ポンドとなり、OTC医薬品の売上は20%増の17億ポンドとなりました。禁煙補助剤の売上は6%減の3億1400万ポンドでした。2006年のCNS社の買収によりGSK製品に加わったブリーズライトとFiberChoiceの売上は、合計で8100万ポンドでした。
オーラルケア製品の売上は8%増の10億ポンドでした。アクアフレッシュの売上は、新しいAquafresh White Traysの成功も手伝い、12%増の3億800万ポンドでした。シュミテクト プロエナメルの新発売の成功に牽引され、シュミテクトの売上も大きく伸びており、16%増の2億9300万ポンドでした。
栄養補助食品の製品売上は9%増の7億1600万ポンドでした。Lucozadeの売上は16%増の3億4700万ポンド、Horlicksは12%増の1億7400万ポンドでした。またライビーナの売上は7%減の1億5600万ポンドでした。

財務状況

配当
取締役会は、第4四半期の中間配当を一株当たり16ペンスと決議し、通年の配当は2006年度の配当の48ペンスよりも5ペンス高い一株当たり53ペンスとなりました。配当金は、ADR保有者には、1ポンド=1.9602ドルで換算し、1ADRにつき62.7264セントが計上されます。配当金は、2008年2月13日を配当落ち期日とし、2008年2月15日における登録株主およびADR保有者に2008年4月10日に支払われます。

自社株買い付けプログラム
GSKは2007年度、自社株の購入に37億5000万ポンドを投入し、うち35億3700万ポンドは自社株式として保有し、2億1300万ポンドは消却されました。2007年7月に発表された新たな120億ポンドの自社株買い付けプログラムの一環として25億ポンドの自社株買い付けを行ないました。さらに60億ポンドの自社株買い付けが2008年に予定されています。

オペレーショナルエクセレンス
GSKは、事業の効率と生産性の向上に向けた新たな15億ポンドのオペレーショナル・エクセレンス・プログラムの実施を2007年10月に発表しました。この新たなプログラムにより、2010年までに税引き前7億ポンドの経費削減が毎年達成される見込みです。GSKは、年間の経費削減の大半を同プログラムの最初の2年間で達成する見込みです(2008年までに約3億5000万ポンド、2009年までに5億5000万ポンド)。これらの削減は、米国における後発品との競合と「アバンディア」の売上減少に伴う2008年度の利益への影響およびこれらに関連したGSKの粗利益率に対するマイナス影響を部分的に緩和するものです。

GSKは、2007年第4四半期に3列から成る損益計算書の表記形式を導入しました。Business Performanceは、2007年10月に発表した新たなオペレーショナル・エクセレンス・プログラムに関連した再編コストと主要な買収を除いたGSKの実質的な業績を示しています。買収に関連した主な再編コストは、2006年および2007年に発生しませんでした。真ん中の列は、再編コストを示しており、Totalの列は国際財務報告基準(IFRS)に基づく法定決算を表しています。

新たなオペレーショナル・エクセレンス・プログラムに関連した税引き前3億3800万ポンドの一回限りの費用が2007年第4四半期に計上されました。

通年の営業利益および一株当り利益
実質の営業利益は、2006年度と比較してCERベースで8%増の79億3100万ポンドであり、売上高の成長率(2%増)よりも高い値でした。これは販売費および一般管理費とR&D費がより低かったことと、営業外収益がより高かったことによるものです。

2007年度の資産売却益は1億900万ポンド(2006年は1億6900万ポンド)、法的事項の関連費用は2億5500万ポンド(2006年は3億3300万ポンド)、金融商品の時価変動による収益は4100万ポンド(2006年は2900万ポンド)、以前の再編プログラムの関連費用は9200万ポンド(2006年は2億500万ポンド)でした。これらの実質の営業利益に対するインパクトは、1億9700万ポンドでした(2006年は3億4000万ポンド)。

実質の税引き後利益は8%増(CERベース)で、2007年度のより低い税率がより高い純利子費用を相殺したことから営業利益の伸長率と同じでした。実質の一株当り利益は99.1ペンス、CERベースで対前年同期比10%増(英ポンドベースで4%増)。一株当り利益の6%減は、主に米ドルに対して英ポンド高であったことを反映しています。

法定決算上の営業利益は、再編コスト3億3800万ポンドを含めて75億9300万ポンドで、一株当り利益は94.4ペンスでした。

2007年度第4四半期の営業利益および一株当り利益
実質の営業利益は、2006年度の第4四半期と比較してCERベースで14%増の19億2600ポンドで、横ばいの伸び率だった売上高成長率よりも上回りました。これは販売費および一般管理費とR&D費がより低かったこと、営業外収益がより高かったことによるものです。
売上原価は25.6%増(2006年は24.2%増)で、原価率が高い製品・地域の構成比率が高かったことや、在庫の償却を含めた一回限りの費用を反映しています。一回限りの費用を除けば、商品原価は売上高の約24.2%でした。

当四半期の資産売却益は2000万ポンド(2006年は300万ポンド)、法的事項の関連費用は6200万ポンド(2006年は8100万ポンド)、金融商品の時価変動による収益は5100万ポンド(2006年は4600万ポンド)、以前の再編プログラムの関連費用は4300万ポンド(2006年は1億3200万ポンド)でした。これらの実質の営業利益に対するインパクトは、3400万ポンドでした(2006年は1億6400万ポンド)。

実質の税引き後利益は12%増(CERベース)で、営業利益の伸長率よりもやや低く、より低い税率がより高い純利子費用を相殺したことを反映しています。実質一株当り利益は24.4ペンス、CERベースで対前年同期比17%増(英ポンドベースで16%増)で、前述の事項の恩恵を受けました。

当四半期の営業利益は、再編コストを含めて15億8800万ポンドで、一株当り利益は19.6ペンスでした。

通貨
2007年度の業績は、平均為替レート1ポンド=2.00ドル、1ポンド=1.46ユーロおよび1ポンド=235円をベースにしています。2007年度末の為替レートは、1ポンド=1.99ドル、1ポンド=1.36ユーロおよび1ポンド=222円で、2008年1月の平均為替レートは、1ポンド=1.99ドル、1ポンド=1.36ユーロおよび1ポンド=217円でした。2008年1月の平均為替レートのレベルが年末まで維持された場合、2008年度の一株当たり利益の伸びへの通貨の影響は、3%であると予想されます。

利益予測
2008年度の実質の一株当たり利益の伸びは、「アバンディア」の売上減少と後発品の競合がより一層激しさを増すことからCERベースでマイナス一桁成長と予測します。


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