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パキシル    
 
   
開発の経緯
パキシルは、1975年にデンマークのFerrosan社で合成され、その後イギリスのスミスクラインビーチャム社(現:グラクソ・スミスクライン社)によりうつ病の治療薬として開発が進められた選択的セロトニン再取り込み阻害剤(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor:以下SSRI)である。1990年に抗うつ薬として初めてイギリスで承認された後、現在、抗うつ薬として世界の100ヵ国以上、パニック障害及び強迫性障害の治療薬として90ヵ国以上で承認され、既に1億人以上の患者に使用されている。また1998年以降、イギリス等80ヵ国以上で社会不安障害の治療薬として承認された(2003.5現在)。本邦では1985年より第T相試験が実施され、その後、うつ病またはうつ状態を有する患者を対象とした臨床試験は1992年から、パニック障害患者を対象とした臨床試験は1994年から前期第U相試験が実施された。パキシルは「うつ病及びうつ状態」のみならず、「パニック障害」への適応が認められた国内最初のSSRIである。2006年1月、「強迫性障害」の効能が追加となった。
   
海外の承認状況(2005.6現在)
うつ病・うつ状態:110ヵ国以上 パニック障害:90ヵ国以上 強迫性障害:90ヵ国以上
社会不安障害:80ヵ国以上 外傷後ストレス障害:40ヵ国以上 全般性不安障害:60ヵ国以上
国内における承認された効能・効果は「うつ病・うつ状態」、「パニック障害」、「強迫性障害」である。
   
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