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企業健康サポート室について

COPD治療の第一歩は禁煙からCOPD

せきやたん、息切れが長引くならCOPDである可能性があります

COPDは、ありふれた症状で始まる身近な病気

からだを動かしたときに息切れをしたり、風邪でもないのにせき・たんなどが続いたりするのがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の主な症状です。ありふれた症状から始まるため、見過ごしてしまいがちで、そのためにCOPDであることに気づかず、知らず知らずに重症化していくこともあります。

COPDにかかる方は年々増加しており、死亡する方も増え、今では日本人の死亡原因の第9位にまでなっています(※1)。COPDによる死亡者数は世界的にも増え続けており、世界保健機構(WHO)は、2030年には死亡原因の第3位になると予想しています(※2)

COPDは、従来、慢性気管支炎、肺気腫とよばれていた病気です

気管支壁が炎症によってむくんだり、たんなどの分泌物が気管支内に大量に出ることにより、 空気の通り道がふさがれ、呼吸しにくくなる。

気管支が枝分かれした先にある、ぶどうの房状の肺胞が炎症によって壊され、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をしにくくなり、呼吸が苦しくなる(※3)

慢性気管支炎、肺気腫を含むCOPDは、タバコの煙を主とした有害物質を長期にわたり吸い込むことによる、気道や肺胞の炎症で生じます(※3)

COPDになると、からだを動かしたときに息切れを感じたり(労作時呼吸困難)、慢性的にせき、たんといった症状が見られたりするようになります(※3)。COPDになると、気管支の壁が炎症によりむくむほか、たんなどの分泌物が気管支内に大量に出ることにより、空気の通り道がふさがれ、呼吸しにくくなります(※3)

また、気管支が枝分かれした先にある肺胞(ぶどうの房状をしており、毛細血管から酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する機能を持つ器官)が炎症によって壊れることにより、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をしにくくなり、呼吸が苦しくなります(※3)

COPDは放っておくと徐々に進行します

COPDは進行性の病気です。治療を受けずに放置しておくと、せき、たん、息切れなどの症状が悪化し、次第に重症化していきます。

COPD治療の基本は禁煙から

COPDになると、残念ながら肺や気管支が完全に正常な状態にもどることはありません。しかし、進行の度合いによっては、禁煙、薬物療法、運動療法、食事療法などにより、病気の進行をやわらげ、症状を軽減することが可能なケースもあるようです。

症状が短期間に悪化する増悪に注意

COPD患者さんは、増悪(ぞうあく)により、症状が短期間に悪化することもあります(※4)。増悪とは、具体的に以下のようなことです(※4)

  • 急に息切れすることが多くなる
  • 急にせきやたんが増える
  • 胸が苦しくなったり、違和感を覚えたりする

増悪により症状が重症化すると、日常生活に支障や制限をきたすこともあります(※4)。COPDは早期に適切な治療を受け、重症化させないことが大切です。

もしかしてCOPD? おかしい!と思ったら、すぐに医師にご相談を

「せきやたんが長引く」「坂道や階段を上っただけで息切れがして苦しい」
COPDは、日常のこのような見過ごしがちな症状から始まります。しかし、「年齢のせい」「思い過ごし」と放置し、症状を悪化させることが少なくありません。

COPDから従業員とご家族を守るために

COPDは、QOL(QOL:Quality of Life 生活の質)の低下をもたらし、労働者の生産性低下につながる疾患であると考えられています。 COPD患者さんの労働損失時間は、健康な方に比べ有意に長く、超過労働損失は年間1人あたり47.1万円と推計されています。また、COPD患者さん年間1人あたりの医療費支出は72万円と推計され、生産性損失と合わせると約119万円になるとの研究結果も発表になっています(※5)

COPDの症状は、せきやたんといったありふれた症状であることから、罹患しているにも関わらず未受診である場合や、診断や治療をされていない場合が多いと推定されています(※3)

COPD最大の原因は喫煙のため(※3)、まずは禁煙が大切です。そのうえで早期に発見、治療を行えば、リスクと負担を大幅に軽減することが可能な疾患だといわれています(※6)

企業や健康保険組合などの取り組みとしては、禁煙を推奨することに加え、特に喫煙者や喫煙経験のある従業員やその家族に対し、COPDについての疾患啓発をし続けることも大切です。

関連リンク
<参考資料>
  1. ※1 平成25年(2013)人口動態統計 第6表 性別にみた死因順位(第10位まで)別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
  2. ※2 WHO | COPD predicted to be third leading cause of death in 2030
  3. ※3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)|一般社団法人日本呼吸器学会
  4. ※4 COPD(慢性閉塞性肺疾患)情報サイト GOLD-jac.jp
  5. ※5 特定非営利活動法人 日本医療政策機構、我が国における慢性閉塞性肺病気(COPD)の課題と対策(2014年1月)
  6. ※6 今後の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予防・早期発見のあり方について 平成22年12月22日 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予防・早期発見に関する検討会

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